フォナックについて

Image Roger Table Mic II and Roger Select

フォナックの最新のキー テクノロジーに関する詳細をご覧になり、当社の製品がなぜ際立ってユニークなのか理解を深めていただければと思います。

テクノロジーを探る:

ロジャーのワイヤレス技術

ロジャー : ギャップを理解し受け入れること

語音明瞭度は効果的なコミュニケーションにとって重要です。語音明瞭度に影響を及ぼす要因には、背景雑音レベル、話者との距離、環境の音響、および反響などがあります。

これらの要因が SN比(SNR)に影響を及ぼす状況では、ことばの理解は依然として困難です。補聴器は、聞き手の1.5メートル以内に話し手がいる場合に最もメリットがあります。雑音が増大し、聞き手と話し手の距離が広がると、距離と雑音の双方を克服しつつ語音明瞭度と理解を維持する他の技術が必要になります。

そのような状況では、ロジャーが聴覚パフォーマンスの向上に役立ちます。ロジャー マイクロホンは、背景雑音を減らし、話者の声を直接補聴器や人工内耳のサウンドプロセッサに送信するために開発されました。これにより、装用者はレストラン、職場での会議、学校の行事など騒音の多い環境でも、グループ会話に参加することができます。

Icon Roger Installation
 

ロジャーダイレクト

ロジャーダイレクトは、ロジャー マイクロホンから補聴器への直接ストリーミングを可能にする、フォナックが提供する業界初の製品です。受信機機能を補聴器にインストールするだけで、顧客は騒音下や離れた距離で、ロジャーの実証済みのパフォーマンスを楽しむことができます1。この主要なイノベーションにより、軽度から重度の難聴まで幅広い方々を対象に、ロジャーの技術がより使いやすく魅力的になりました。

 

環境適応

ロジャーの技術は、雑音レベルを継続して測定し正確に解析するインテリジェントな適応型アルゴリズムを使用して、背景雑音の中でもロジャーの音声が明瞭に聞こえるよう維持します。 この進化した動的挙動により、騒音下、特に高い雑音レベルでの語音明瞭度が大幅に改善しました。補聴器装用者はロジャー技術によって、騒音下や離れた距離でのことばの理解が健聴者の約10倍良好になります。1

 
 
 

マルチビームテクノロジー/マルチビームテクノロジー 2.0

6方向の複数のマイクを活用することで、360度の音声を演算・比較。最良の S/N 比を持つ方向が自動的に選択されます。補聴器を単独で使用する場合と比較して、75 dBの騒音下でのグループ会話でことばの理解が最大 61% 向上します。2

人は左右の耳に入力するわずかな時差で、話し手のいる方向を判断します。

進化したマルチビームテクノロジー 2.0は、新たに「話し手の方向」を装用者に提供し、空間情報を再現します。音声が左側から来ているか右側から来ているかを認識することにより、話し手の方向が把握しやすくなり、装用者の会話をサポートします。

 

マルチトーカーネットワーク(MTN)

マルチトーカーネットワークは、ロジャー独自の完全に自動化された機能で、複数のロジャー マイクロホンを同時に使用できるため、難聴者はどのような状況下でも複数の話し手の声を聞くことができます。

 
Image Roger table
 
 

How to demo Roger

Live demonstration is the key to start the conversation with your patients. We find that the best demos include three things.

  • First, a little speaker to play some background noise
  • Second, talk to them through the mic as you walk away down the hall and back
  • Third, include a family member, so they can also hear the difference
 

ロジャー技術搭載の製品

ロジャー セレクト

Packshot_Roger_Select_family.png

目立たず、話をしている人を自動的に選択するため、装用者は会話に全面的に参加できます。

ロジャー テーブルマイク II

Roger Table Mic II

様々な会議に参加する難聴の顧客を対象に設計されています。

ロジャー タッチスクリーンマイク

Roger Touchscreen Mic Standing

教室で使用するための直感的に操作できるマイクロホンです。

脚注

1 Thibodeau, L. (2014). Comparison of speech recognition with adaptive digital and FM wireless technology by listeners who use hearing aids. American Journal of Audiology, 23(2), 201-210.
2 Based on preliminary data. 同業者による審査を受けた論文、フィールド スタディ ニュースが準備中、2019 年末に www.phonakpro.com/evidence で公開予定。